藤浪は去年中継ぎを経験してあの豪速球のストレートを投げて、また課題の制球難が直るかと思われたが
2021年4月23日DeNA戦、制球を何度も乱し、試合後二軍降格となった。
去年中継ぎでキッカケを掴み、制球難が克服されたと思われたが、今シーズン制球が乱れる。
右打者への死球
藤浪といえば、「右打者にボールが抜けての死球」が皆さんのイメージであると思う。
最も有名なのが、2017年ヤクルト戦でバッター畠山との対戦。
藤浪の投げたボールが畠山の顔付近に直撃。
それに激怒した畠山が藤浪に近寄っていき、両軍飛び出ての大乱闘になってしまった。
多分、これ以降藤浪の中で右打者に対して投げずらさが見ていて感じられる。
多分トラウマになっているんだろうね、、
バッテリーを組むキャッチャー梅野も藤浪の心境を察知したのか、右打者に対しては去年から外角のみのリードが目立つ。
それでも、外をめがけて投げたボールが抜けて打者にあたる。次第に相手チームの中でも、藤浪に当てられる恐怖はあり、ファンもボールが抜けるたびに声があがるようになっていった。
藤浪は右打者を抑えるのではなく、右打者に当てないようにする。
そのような投球に見えてしまい、そもそも打者と勝負が出来ていない。
※後こちらの記事に藤浪を懸命にリードする阪神タイガース梅野隆太郎がFAする!?という記事を載せていますので是非ご覧下さい
捕手併用制になりつつあるプロ野球 阪神・梅野隆太郎FA権行使!!
抜け球を武器にしろ
打者に何度もボールを当ててしまい、当てたくないという投手心理の気持ちは分かる。
だからといって、逃げては駄目なのだ。
そもそも、外よりのボールだけでは相手を抑えることなど不可能。
必ずインコースのボールも必要なのだ。
ボールが抜けて、相手打者に当たりそうになっても「抜けてしまった」と落ち込んではいけない。
むしろ、相手からしたら身体付近にボールが飛んできたら、「またボールが抜けて飛んでくるかも」と怖くて外よりのボールを踏み込んで打つことなど出来なくなる。
なので、ボールが抜けて打者に当たりそうになっても、反省するのではなく、これで怖くて外よりのボールを打つことは出来ないとプラスに考えるべきだ。
自分の欠点だと思う「抜け球」を武器にするのだ。
※こちらのページで藤浪晋太郎のこれまでの成績を一覧出来ますので是非ご覧ください🤞
参照: 週刊ベースボールON LINE 藤浪晋太郎
技術よりもメンタルが重要
そして、藤浪には技術よりもメンタルを鍛えるべきだ。
楽天イーグルスの投手・美馬学の考え方を是非とも真似してほしい。
美馬の持ち味といえば、右打者の内角をえぐる「シュート」を武器にしており、この球で幾度なく打者に死球を与えてきた。
しかし、彼は「避けれなかった打者が悪い」と落ち込む姿など全く見られない。
私はこの考え方でいいと思う。
誰もわざと当てているわけではない。
いちいち当ててしまって動揺などしていたら投手など務まるのか。当ててしまっても、「仕方ない」、「次から気をつけよう」ぐらいの切り替えの早さが大事なのではないか。
つまり前向きに捉えろって!ことだね!
なので、難しいのかもしれないが「死球を気にしない投手」になってほしい。
投球フォームをコロコロ変えすぎ
そしてもう一つ気になるのが、投球フォームをコロコロ変えすぎなのだ。
去年ある程度希望を持てる内容であったのに、今年はワインドアップを取り入れたりと、毎年毎年フォームを大きく動かしている。
これは悪いことだとは思わないが、藤浪に関しては投球フォームを変えすぎるあまり、リリースポイントが定まっていない気がする。
まずはこれだと思うフォームを変えず反復して、身体に染みつけるべきだ!
目標設定を変えるべき
藤浪自身にとって目指す投手像があると思う。
おそらく、ダルビッシュや田中将大のように自分が意図したコースにボールを投げ、三振までの組立てができる投手が理想だと思う。
これは藤浪に限らず、どの投手も思うことであろう。
だが、藤浪がその考え方を持っているのであれば捨てたほうがいい。
なぜなら藤浪はそういう投手ではないからである。
そもそも、コントロールのない投手が目指すべき投手像ではなく、藤浪はど真ん中でも空振りを奪える「球威を活かした投手」になって欲しい。
自分に合ったピッチングを身につければいいんだね!
なので、野球でいうストライクゾーンは9分割と言われているが、藤浪の場合2分割でいいのだ。
リードの配球は、大きく言って内か外の二択でよく、角のコースなど狙う必要などないのだ。
ストライクゾーンでアウトをとれるそんな投手になって欲しい。
高校時代甲子園を春夏連覇した投手だ!
あの時のように輝いた姿をもう一度みせて欲しいとタイガースファンは切に願う。
もしかしたら、タイガース優勝のキーマンは藤浪に関っているのかも知れない!
※こちらの記事では藤浪が好きなダルビッシュ有が認めた選手がプロで大活躍しており、その全貌を載せていますのでご覧下さい。また田中将大の日本復帰したが低迷している原因のページも是非ご覧下さい
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